トイレつまり「一瞬」の恐怖!私の緊急対処記録
「あれ?今、水が少し上がった?」夜中にトイレを流した時、いつものように水が渦を巻いて流れていくかと思いきや、便器内の水位がいつもよりほんの「一瞬」だけグンと上がり、すぐに「スーッ」と音を立てて引いていくのを感じました。完全に流れてはいるのですが、その「間」と「音」が普段とは明らかに違う。嫌な予感がして、私は背筋がゾッとしました。まさか、詰まりかけている?翌朝、再びトイレを流すと、やはり同じ現象が起こります。これは見過ごせない、と直感しました。完全に詰まって汚水が溢れ出す悪夢が頭をよぎり、すぐに何とかしなければ、と焦りました。手元にはラバーカップ(いわゆるスッポン)がありました。インターネットで「トイレつまり 一瞬」と検索すると、やはり部分的な詰まりが原因であることが多く、ラバーカップが有効だと書かれています。私はすぐにラバーカップを便器の排水口に密着させ、ゆっくり押し込み、一気に「ゴボッ!」と引き抜く作業を繰り返しました。最初は特に変化がありませんでしたが、5回、10回と繰り返していくうちに、「ゴボゴボッ!」と明らかに今までとは違う大きな音が聞こえ、何かが動いたような手応えがありました。恐る恐るもう一度水を流してみると、今度は水が勢いよく渦を巻き、スムーズに流れ落ちていきました。あの不快な「一瞬」の上昇も、「スーッ」という音も、全く聞こえません。詰まりが解消された瞬間でした。今回の経験で、トイレの小さな異変を絶対に見逃してはいけないと痛感しました。あの「一瞬」のサインに気づかなければ、いつか完全に詰まり、もっと大きなトラブルになっていたかもしれません。早めの対処と、ラバーカップの常備がいかに重要か、身をもって学んだ出来事でした。